2022年度受賞企業
今回で4回目を迎えた「Owned Media Recruiting AWARD」。
本年も多数の企業様からエントリーいただきました。
審査員8名による厳正なる審査の結果、下記5社が選出されましたので発表いたします。
※ 開催概要についてはTOPページをご参照ください。

受賞企業
Award winning company

総合部門グランプリ

株式会社はてな

組織・基盤開発本部 技術グループ

これまで注力してきた「技術情報のアウトプット」に加えて、オフラインでの接点の減少により求職者に共有しにくかったエンジニアの「普段の様子」や「技術に関するカジュアルな話」を伝えるコンテンツを、開発者ブログ、採用サイトほか、オンラインセミナーやポッドキャストなど、多チャネルで展開。

さらに有志のエンジニアが上記コンテンツ発信を無理なくできるような仕組みづくりがなされており、その結果エンジニア採用において応募数の増加、求職者とのミスマッチ防止という成果を上げています。

ジョブディスクリプションについても、その仕事で「何を学べ」「どのような成長が可能か」をわかりやすく記載されています。

審査員コメント
曽山哲人 氏
SOYAMA TETSUHITO
株式会社サイバーエージェント 常務執行役員 CHO
エンジニアだけに情報を提供するため専用ページにした上で、多数の記事が更新頻度高く掲載されていることが素晴らしいです。そして何より導線がとてもわかりやすく、少ない時間で多くの情報を提供できるという点も工夫を感じました。テックを前面に出したコンテンツが多いにも関わらず、働く皆さんの自然な表情の写真を多用されており温度感のある感じも共感が生まれやすくなっていると思いました。
武部美紀 氏
TAKEBE MIKI
サイボウズ株式会社 人事本部 Recruiting&Onboarding部 部長
まず印象的なのは全体的にシンプルかつ情報整理された画面設計ながら、風土や価値観が温度をもって堂々と伝わることでした。関わるメンバーが「無理なく楽しく、持続可能な形で取り組むと結果的にコンテンツも良くなる」というはてな社の価値観がコンテンツから滲んで、嘘がない「普段の雰囲気」が伝わります。歴史も含めた企業力を感じました。ポッドキャストなどエンジニア目線を大切にした施策も同社らしさに溢れています。
大八木 紘之 氏
OYAGI HIROYUKI
Indeed Japan株式会社 代表取締役/ゼネラルマネジャー
とてもシンプルで見やすいデザインなのでストレスなく情報収集でき、社員の方々の人柄や会社のカルチャーが伝わってくる写真に魅了され、最終的には冒頭に目にしたHATENA VALUESとしてまとめられるカタチで頭に残りました。エンジニア採用においては、ジョブディスクリプションの手前に、職種の説明ページを設置されていて、同じSRE職でもHATENAにおけるSREの考え方をわかりやすく情報提供されています。
株式会社はてな

aaaaaa

受賞企業インタビュー

「できていること」の見極めと自発促進がカギ。はてなの“こぢんまり”採用発信

総合部門入賞

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

コーポレート統括本部 人事本部 人事統括部

求職者視点でサイトの情報設計がなされており、「採用プラットフォームとしてのメディアを整備すること」という目的に沿って、記事のタグ付け・カテゴリー分け・外部メディアとのつなぎこみのスムーズさにこだわって設計されています。

NTTデータで働く人をベースにシェアードバリューコンテンツが作成され、「候補者に対してオープンで、フラットなコミュニケーション」「NTTデータではたらく”等身大の情報”の提供」「現場が経験者採用に主体的に取り組むことができる体制づくり」という自社で決めた意識するポイントを体現しています。また、自社の魅力因子を整理し、さまざまな切り口で魅力を伝えるコンテンツを用意しつつ、入稿を仕組み化することによって、記事の量・質ともに求職者にとって見たい情報が網羅されているサイトとなっています。

審査員コメント
筒井智子 氏
TSUTSUI TOMOKO
株式会社ユーザベース HR広報チーム Uzabase Journal編集長
2017年度は約20名だった中途採用人数を、2021年度は300名以上と10倍以上の成果を出されている点が素晴らしいと思います。70以上の部門があり情報共有など大変かと推察しますが、各部門から記事リクエストを受ける体制づくりなど、管理・運営における設計が秀逸で、その点を評価させていただきました。内容としても、記事の量・質ともにNTTデータに興味のある人が欲しい情報が網羅されている印象を持ちました。
武部美紀 氏
TAKEBE MIKI
サイボウズ株式会社 人事本部 Recruiting&Onboarding部 部長
オウンドメディア「UpToData」の完成度は情報量、コンテンツの質ともにさすがの一言。メディアが多様化するご時世に、これ1本にかける熱量と本気さを感じます。さらにこれだけのコンテンツを企画、運用する社内チームの体制づくりも素晴らしいと感じました。候補者に見えるメディアだけでなく、それを支える運用と管理まで考え抜かれた他社のお手本になる事例だと思いました。
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ

aaaaaa

受賞企業インタビュー

現場の「発信したい」を尊重するNTTデータのオウンドメディア運営方法

総合部門入賞

株式会社FCE Holdings

リレーション推進部

「どのような求職者に向けた発信なのか」が第三者の目から明確にわかるようコンテンツ発信を行っており、中でもカルチャーを伝えるための「言葉から見る」コンテンツは、カルチャーにひもづくキーワード・言葉を挙げていて、他社にはないユニークな伝え方を意識されています。

「一方で「企てるための仕掛け」ページは福利厚生を紹介しつつ、詳細な記事に遷移をつけて回遊を促すなど、サイトの導線設計としても求職者を意識したポイントが見られます。

「加えて、採用オウンドメディア「FaCE!」は200もの記事数が制作され、コンテンツ量としても非常に充実しており、カルチャーや事業の魅力づけに大きく貢献しています。

審査員コメント
黒田真行 氏
KURODA MASAYUKI
ルーセントドアーズ株式会社 代表取締役
メッセージを伝えたい相手をロックして、どうすればその対象にまっすぐ伝わるかということを突き詰めたバイタリティを感じました。大きな言葉を避けて、等身大の姿を見せているのも好感が持てた点です。セグメンテーションが効いているので、適性検査のマッチ率が上がったという結果も納得できます。狙い通りの人に訴求していくメッセージングは、言葉以外のデザインの熱量でも伝えられると立証してくれたように思います。
中村天江 氏
NAKAMURA AKIE
連合総合生活開発研究所 主幹研究員
エネルギッシュで個性的!これが第一印象でした。欲しい人材に響くキーワード、メリハリのきいたデザイン、細部にまでこだわったジョブ・ディスクリプション。採用ブランディングの方向性をはっきりさせ、つくりこんだサイトからは、一貫性のある強いメッセージが伝わってきます。結果、採用数は3倍、人物マッチ度も2倍強に増加。「らしさ」を前面に出すことで、自社にあった人材を効果的に惹きつける設計はオウンドメディアリクルーティングの理想形です。
aaaaaa

aaaaaa

受賞企業インタビュー

社員主導で“自社らしさ”を伝え、採用数を3倍、人物マッチ度を2倍にしたFCE Holdingsの採用ブランド戦略

総合部門入賞

ソニーグループ株式会社

採用グループ

ソニーグループの採用が持つ課題を明確にし、それに沿った打ち手として、シェアードバリューコンテンツを発信しています。

新卒採用の領域において学生による記事制作チームを体制として作り上げ、学生目線に沿った情報を発信。さらに、そのチームも多様なバックグラウンドのメンバーで構成し、企画フェーズで採用担当は介入しないというプロセスにするなど、求職者に寄り添った視点を重視しています。

審査員コメント
黒田真行 氏
KURODA MASAYUKI
ルーセントドアーズ株式会社 代表取締役
IT人材や理系女性の採用強化という明確な課題設定に対して、第三者の学生視点を取り入れるという手法で、ターゲットに訴求しやすい内容をレポートしていくという方法が適切で斬新でした。内容も分かりやすく親しみが持てる情報品質で、各部署への遷移のしやすさなど、細かな配慮が行き届いています。対象者に対して、奇をてらわずにソニーらしさを十分にアピールできる内容となっている点が特に素晴らしいと感じました。
枌谷力 氏
SOGITANI TSUTOMU
株式会社ベイジ代表 クラスメソッド株式会社CDO(Chief Design Officer)
ソニーグループほどの企業体となると、会社や職場の説明はかなり大変だと思いますが、事業・職場・人といった求職者の関心軸に対して、可能な限りのコンテンツを用意されていると感じました。採用サイトとオウンドメディアが融合したような構成も、グループの実状を考えると現実的な構成であるように思います。「よくある質問」でも求職者が知りたいことに丁寧に応えており、求職者に真摯に向き合う姿勢を強く感じました。
aaaaaa

aaaaaa

受賞企業インタビュー

クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。ソニーのDNAが息づく新たな採用体験とは

採用動画部門採用動画賞

InstagramやYouTubeなど求職者に適したチャネルを利用し、チャネルに合わせた動画コンテンツを展開しています。目的からターゲット分析、そこに向けたメッセージ開発、メディア選定まで緻密に計算されており、戦略的な動画コミュニケーションとなっています。

また、図解や文字を中心とした動画と、社員のリアルな声を紹介するインタビュー動画も作り分けがされ、ガイアックスの機能的価値と情緒的価値の両方を伝える内容、求職者の心を動かす魅力的な訴求となっています。

審査員コメント
明石ガクト 氏
AKASHI GAKUTO
ワンメディア株式会社 代表取締役CEO
動画ならではの流動性(SNSを通して企業に興味がない人へのリーチが増えること)と情報性(社員の人柄や社風といった言語化できない情報を伝えられること)の利点を活用したものとなっています。インスタグラムの仕組みを踏まえながら求職者が社風や事業内容を「社員の姿」を通して理解する仕掛けは、まさにオウンドメディア×動画のロールモデルであり、多くの企業が「明日から真似できる」ことも受賞理由となっています。
筒井智子 氏
TSUTSUI TOMOKO
株式会社ユーザベース HR広報チーム Uzabase Journal編集長
採用ターゲットの視聴タイミングや形態を考え抜いた戦略に、ただただ脱帽しました。認知拡大→理解向上→動機づけと、各接触フェーズに合わせたコンテンツを制作されており、さらに動画1つひとつのクオリティも素晴らしい。しかも全てインハウスで制作されていると知り、驚きました。作って終わり、ではなく動画のデリバリーまでも抜かりなく設計されており、採用動画をつくる際のお手本になるような取り組みだと思います。
曽山 哲人 氏
SOYAMA TETSUHITO
株式会社サイバーエージェント 常務執行役員 CHO
届けたい人を明確に決めて、どうすれば最も届くかを徹底的に考え抜かれていると感じました。インスタのリールを活用することで、ユーザーが気軽に情報を取得できるようにしている点は、採用マーケティングとして素晴らしい姿勢だと思います。しかも会社の理念を紹介するイラストや社員インタビューなど、さまざまな種類の動画を用意することで多面的に会社を理解することができるお手本のような動画の活用方法だと思います。
aaaaaa

aaaaaa

受賞企業インタビュー

柔軟なインハウスの制作体制で自社の魅力を発信。ガイアックスの採用動画制作術

アワードの更新情報や結果発表を
公式SNSにて配信します